四柱推命は、星座や占星術に比べて難解とされることが多いです。しかし、その第一歩として覚えやすい「日干支」があります。この記事では、特に甲午、辛巳、庚辰といった日干支に焦点を当て、その性格や特徴を紹介します。
甲午とは、楽天的で人懐っこい性格を象徴する日干支です。南国のヤシの木のように、明るくおおらかなイメージがあります。人とのコミュニケーションを重視し、人に尽くすことが好きです。しかし、その反面で短気な一面もあり、持続力に欠ける傾向があります。
次に、辛巳です。この日干支は、見た目の落ち着きとは裏腹に、情熱的な一面を持つ人が多いです。石や宝石を思わせるような、冷静で現実的な面もあります。人間関係には慎重で、無駄を嫌う傾向に。しかし、その心の中は燃えており、自虐的な一面も見受けられます。
最後に、庚辰です。この日干支は、春の土や山から採れる金をイメージさせる、やわらかい一面があります。しかし、庚辰は「魁罡星」とも関連があり、一度決めたことはしっかりと貫く強い意志を持っているのです。そのため、人とは違った視点や行動が多く、個性的な魅力があります。
日干支にはさらに、蔵干と呼ばれる隠れた要素が存在します。例えば、甲午では丙・己・丁、辛巳では戊・庚・丙、庚辰では戊・癸・乙がその蔵干です。これらは、更にその人の性格や特性を細かく表す要素となります。
まとめ
日干支は、その人の基本的な性格や特性を知る手がかりとなる占術の一つです。特に、甲午は楽天的で明るい人、辛巳は見た目と内面が裏腹な熱い人、庚辰は柔軟だが強い意志を持つ人が多いとされています。それぞれの日干支には、さらに深い意味があり、蔵干を理解することで、更にその人の多面性を知ることができます。四柱推命に興味があるなら、まずは自分の日干支を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。